9月19日

 平塚市北豊田周辺の田んぼを歩いてきました。タマシギには会えませんでした。越冬地に旅立ったようです。代わって、ノビタキ2羽が来ていました。あちこち飛来したようで、新田宿にも2カ所に20日ノビタキが飛来しました。鳥たちの交代が始まりましたね。
1 チュウサギ 
 相変わらず、多数のチュウサギが稲穂の上を歩き回り、虫捕りをしています。中に、まだ嘴の黒い個体がいます。チュウサギの中にアマサギは混じっていません。最近新田宿に来たアマサギが以前平塚にいた個体なのでしょうか。
2 チュウサギ、ダイサギ、コサギ
 3種のサギが一緒に採食しています。草むらでは、チュウサギが虫獲りに一番熱心でした。稲穂上ではチュウサギたちの餌採り場所奪い合い闘争が続いています。
3 ケリ  4 ケリ
5 ケリ
 ケリの家族でしょうか、2羽が見張り役を引き受け、立ち続けています。残り3羽は畑縁斜面に伏し、顔だけ見せて農道側を警戒しています。

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6 バン
 成鳥1羽に幼鳥5羽、家族でしょうか。バンの抱卵数は5~9個、何羽か欠けたのでしょうか。稲蔭から出てきて、水路に下り、採食しています。
7 タシギ、不明死体
  上はタシギのようです。下の死体はハシブトガラスが食べていたもので鳥のようにも見えますが、何でしょう。
8 キジバト
 胸部の羽が抜けています。猛禽類に掴まれ、羽は抜けたが、運良く逃げ延びたのでしょうか。他方の個体は巣材をくわえて近くの垣根に入って行きます。 ピジョンミルクのおかげで、キジバトは年間繁殖が可能なのですね。
9 スズメ
 左下の個体には翼に白い2本の線が入っています。ほぼ換羽を終えたようです。他の個体は換羽中で体力を消耗し、つらい時季なのでしょう。
10 ノビタキ、ヒバリ
 渡ってきたばかりなのでしょうか、遠方なのに、繁みに入り、非常に用心深く、危険がないか場所定めをしているのでしょうか。この季のヒバリは、色濃く他鳥のように見えます。
11 スズメ、ムクドリ
 帰りのこと。多数のスズメとかなりのムクドリが海老名駅商店街のケヤキをねぐらにしています。次々、スズメの小群が一直線に木陰に突入し、ムクドリの群が旋回しながら塒入りします。がやがや騒ぎ、後静かになります。例年のことですが。  戻る