9月18日 ノビタキ飛来

 新田宿を一廻りしてきました。ノビタキ3羽がやってきました、今季初見です。稲の上をセッカと共に、飛虫を追って右に左に飛んでいました。しばらく居着いて、初見が初認に変わってくれるとよいのですが。

 エリマキシギは飛去し、終認は9月15日か16日(16日は新田宿に行っていない)となりました。
 水田の水切りで、カルガモたちが田んぼの上を飛び回る日々が続いています。採食・休息場所がなくなり困っているようです。採食場所はやがて田んぼから川に移るのでしょう、例年のように。
 換羽中のハシボソガラスがいました。鼻毛が生え始めたところで、鼻孔がわずかに見え、首回りの生え始めた短毛は灰白色をしています。
 モズは縄張り確保に必死なようで、活発に動き、高鳴きし、常にまわりを警戒しています。
 田植えと共にやってきたチュウサギが10数羽、新田宿に定着していましたが、稲刈りがはじまると、徐々にその数を減らしてきました。ドジョウ、トウキョウダルマガエル(農薬散布の減少からでしょうか、最近蛙が急増しています。)などの水生生物を主食にしているチュウサギは、田んぼの水切りで、もうしばらくすると飛去することでしょう。チュウサギはタマシギ、バン同様、田んぼの鳥の代表のようです。
 2羽で、飛び・鳴くヒヨドリの群3組を見ました。 換羽を終え、沈黙の繁みから出て来て、
声高に鳴きはじめたようです。気づけば自宅からも少し控えめに鳴くヒヨドリの歓喜の声(換羽終了を喜んでいる?)が聞かれるようになってきました。換羽の後は群れて渡る季に移ります。
 相模川上流側の桜並木脇にある常緑樹で、ツツドリらしい鳥1羽を見ました。何日か前見た1羽は、下流側でした。両ツツドリとも、桜のいもむしを食べ、常緑大樹(あるいは葉の茂った大樹)の中に潜んで休息しているようです。一時立ち寄りツツドリには、桜と常緑樹のセットが必要なように思います。桜と常緑樹のセット場所でツツドリに会えます。  戻る