7月 座間市新田宿・四ッ谷2015年7月

 座間市新田宿・四ッ谷で2015年7月に出会った鳥たちです。

1 キジ
 あちこちで見られたのはキジの雄のみでした。子連れの雌に会えるのは、例年どおり、これからでしょうか。
2 オオヨシキリ、ホオジロ
 両者さえずり続けています。ホオジロ雄はペアになると、空に向けていた嘴を横に倒して鳴くと言いますが、オオヨシキリはどうなのでしょう。オオヨシキリ雄のさえずりには強弱の差があるように思えますが、それがペア成立の有無と関係するのでしょうか。
3 チョウゲンボウ
 今季、新田宿で生まれた子供でしょうか、風に吹かれて細枝から転げ落ちそうになりました。オットット。
4 コサギ、チュウサギ、ダイサギ
 チュウサギは稲間に頭部を差し込み、ドジョウ食、ダイサギは川でアユ・ウグイ食が主のようです。
5 ハクセキレイ幼鳥左とセグロセキレイ幼鳥
 眼のまわりの白斑が鑑別点と言われますが、難しいですね。
6 スズメ、スズメ、ハクセキレイ
 スズメが羽繕い(左)をし、ピョンピョンとホッピング(中央)をしています。ホッピングは森で進化した証左といわれますが、枝移りするうち、ホッピングを体得したのでしょうか。ハクセキレイは翼あげ伸びをしています。
7 トビ、アオサギ
  両者休息中ですが、トビは怪我をしているようです。カラス類に上から攻撃されてついた傷でしょうか?以前、カラス類に攻撃され、翼付け根の肉が剥ぎ取られているトビを見たことがあります。痛いのか、飛べませんでした。アオサギは平穏です。
8 ハクセキレイ、ヒバリ、オナガ
 ハクセキレイ幼鳥が食べているのは、虫なのか、藻類なのか、藻類も少し、食べているように見えましたが。ヒバリとオナガは、幼鳥・雛に餌運びをしていました。
9 ハシブトガラス、スズメ
 前者は給餌中、後者は子が親に食べ物をおねだりしています。
10 ヒヨドリ、ホオジロ、アオサギ
 何がいるのか、首を伸ばしたり、下を覗いたり、警戒中の鳥たちです。
11 スズメ、ハシボソガラス
 両者、口を開けています。鳥類は恐竜の子孫で、汗腺がなく、羽毛に覆われているので、体内に蓄積した熱を効率よく体外に放散させるには口を開けるしかないようです。 口を開いている時の気温・湿度を現在計測中です。鳥種ごとに差異が見られるのでしょうか?そういえば、ほ乳類中汗腺の少ない犬も口を開け、長い舌を出して体熱を放散させていますね。暑い今年の夏、鳥たちにとっては特別苦しい年なのでしょう。
12 キジバト、カワラバトorドバト
 婚姻色でしょうか、キジバトの矢印先の部分が赤紫色を帯びています。変わった色模様の
カワラバトです。
13 コチドリ
 子育てが終わり、コチドリが中洲から田畑に出てきました。あちこちに少数が分散して採食しています。やがて数群にまとまって、水の溜まった休耕田で集団採食するようになることでしょう。
14 キジバト、シジュウカラ、ハクセキレイ

  キジバトがヒマワリの種子を、シジュウカラ幼鳥が毛虫を、ハクセキレイがコオロギに似た虫を食べています。
15 スズメ、カワセミ、トビ、ダイサギ
 スズメが嘴の両側ををロープに擦りつけ、汚れを落としていたが、汚れが落ちず、むしろ顔あちこちにに汚れが拡散してしまいました。カワセミとトビはテトラポッドの定位置で食べ物探しをしています。ダイサギは水中を突いているが、魚が捕れず困っていました。
16 スズメ
 川縁や農道の水溜まりで泥水浴びをしています。
17 ゴイサギ、シャモ
 川の上を昼ゴイサギが飛び、中洲をシャモが闊歩していました。シャモはどこから来たのでしょう。食べ物はあまりないように思えるのですが。以前、畑に鶏がいたこともありました。
18 チュウサギ、アオサギ、ダイサギ
 飛翔姿です。
19 カルガモ、カワラヒワ
 カルガモが下から上に瞼を閉じ、カワラヒワが間接喉かきをしています。
20 ハシボソガラス
 2羽とも頭・顔部に白斑があります。病気のように思えますが。頭部を上下に大きく振って、しぼるような声で鳴いています。
21 カワラヒワ、ハクセキレイ、スズメ、ヒバリ
  いずれも幼鳥のようです。      戻る