7月

1 ハシボソガラス
 上は両親と幼鳥(奥)1羽、下は成鳥1羽と幼鳥(左)1羽の家族です。新田宿・四ッ谷では他にも幼鳥連れの家族がいます。相模川沿い遊歩道脇には高木があり、これらの木で彼らは繁殖しています。
2 カルガモ
 昨年はカルガモの幼鳥を見かけませんでしたが、今年は、3家族に会うことができました。左下は先月写真紹介した幼鳥3羽から1羽に減った家族です。左上および右の家族はいずれも幼鳥数は3羽でした。
3 ホオジロ、キジ
 上はホオジロの成鳥(雄)と幼鳥、下は幼鳥3羽を 連れたキジ雌です。麦刈りにつれ、あちこちの草が刈られ、残された草島にこのキジ家族は取り残されています。いつ行っても会うことができます。
4 モズ、オオタカ
 モズ幼鳥があちこちで縄張りを保持しています。中には痩せているように見える個体もいます。成鳥に追われ、よい縄張りを得られていないのでしょう。オオタカ幼鳥は、ハクセキレイに逃げられ、後ハシブトガラスに餌場を追われ、餌を捕るのに苦労していました。
5 ヒバリ、ムクドリ、コチドリ、カワラヒワ
 この季、いろいろな幼鳥たちが見られます。カワラヒワは好物のイヌタデの実を食べていました。

6 ハクセキレイ
   一番よく見られるのは、ハクセキレイの幼鳥です。いろいろな羽衣の個体が見られます。
7 セッカ ツバメ
   休耕田に生えたセイタカアワダチソウの草むらに、セッカが月初め枯れ茎をもって入って行きました。月半ばには綿状’(植物?)のものを持って入って行きました。産座が完成するのでしょう。セッカは麦畑で一度目の子育てをし、この休耕田で二度目の子育てをするつもりなのでしょう。ツバメが枯れ草に泥をこね着けて、巣材とし,

せわしなく運んで行きます。
8 カルガモ、モズ、ツバメ
   若鳥たちのようです。モズは脱糞しました。糞が見えます。ツバメは農道脇で、半目開けをしています。飛ぶ力を持っていないようで、落鳥しそうです。
9 オオヨシキリ、コチドリ、ハシボソガラス、スズメ、カワラヒワ
  オオヨシキリが繁みからずっと出たまま、さえずっています。まわりの繁みでさえずる雄を気にしているようです。毛並みがバサつき、高齢のように見えます。長い間いましたが、月末には若い雄に追い出されたようです。新旧交代?コチドリはイトミミズのようなものを、ハシボソガラスはミミズを、スズメは芋虫を、カワラヒワは草の実を食べていました。また、同幼鳥は親から給餌されていました。親は、小粒の実
を何回も口移しで子に与えていました。
10 スズメ、カワラヒワ、シジュウカラ
   スズメが農道の水たまりで水飲し、カワセミが水面を凝視し、シジュウカラ幼鳥が蓑虫を蓑の 中から引き出し、食べていました。

11 アオサギ、ムクドリ
  強い太陽光を抱きしめているアオサギ、強光にうっとりしたり、翼背面で強光を受け止めているムクドリが見られました。
12 カワラヒワ、ヒバリ、オナガ、カルガモとハシボソガラス
  カワラヒワが不足ミネラルを摂取しているようです。ヒバリがさえずり、オナガが体を回転し器用に間接咽かきをいています。どうして回転する必要があるのでしょう。ハシボソガラスがコンクリート上をのこのこ歩いてきました。 行き先にカルガモが休息していました。カルガモは相手が幼鳥と判断したのでしょうか、譲らず、ハシボソガラスが負けて飛び去りました。
13 キジ、コチドリ、イカルチドリ
  キジ雄が食べ物を見つけると、雌が駆けつけ一緒に食べ始めました。雄は雌を護衛し、食べ物を探し雌を呼び寄せるように見えます。以前にも見たことです。
14 キジ、ツバメ
   キジはこの場所で、ツバメは畑、舗装道路で休息しています。休息場所はほぼ決まっているように思います。
15 ハシボソガラス、スズメ
   汗腺のない野鳥、放熱には口を開け続ける必要があるのでしょう。
16 カルガモ、シジュウカラ、コチドリ、キジ
   コチドリが上方を警戒しています。キジ雄は換羽期のこの季のみ砂浴びをするのでしょうか。きれいな羽衣の時は砂浴びするのは雌のみのように思えるのですが。
17 アオサギ、トビ
   この季の水田はアオサギが主体で、ドジョウをもとめ、川から飛来するようです。もう少し経つと、下流側からチュウサギがやってきて、稲刈りまで彼らで賑わうことでしょう。トビまで水田にやってきました。珍しいことです。
18 コチドリ、ヒバリ、セッカ
   彼らの頭・咽かきです。当然ながら間接です。  戻る