2018年7月9日　オナガ抱卵

　オナガが巣材運びをしていることを、少し前から見て、巣の場所を確認していましたが、今日2か所で同時にオナガが抱卵を始めました。1か所は昨年とほぼ同じ場所の他木、2か所目はその近くの木です。抱卵中のオナガには他の鳥（♂）が喉に溜めてきた食べ物を与えていました。抱卵を始めたからか、今日は鳥たちが鳴かず、辺りは静かでした。巣は遊歩道脇の木にあり、およそ3～3.5ｍくらいの高さにかけています。簡単な巣で白いビニール紐を多用しています。竹の結び目を解き、ビニール紐を盗用している個体もいます。
「野鳥と自然の解説実践ハンドブック、日本野鳥の会」によれば、オナガの抱卵日数は17～20日、一腹卵数は6～9個、在巣日数は約18日とあります。巣立ちが楽しみです。　戻る