6月 座間市新田宿・四ッ谷2015年6月

 新田宿・四ッ谷の田畑、相模川中洲には、チュウサギやアマサギの成鳥や、ヒバリ、オオヨシキリ、コチドリ、モズ、ヒバリ、カワセミ、カワラヒワ、チョウゲンボウ、、ハクセキレイ、セグロセキレイ、スズメ、ムクドリなどの幼鳥が見られます。

1 オオヨシキリ成鳥左と幼鳥
 例年どおり、右の幼鳥3羽が1巣から巣立った様子です。
2 スズメ、ハクセキレイ、キジ
 スズメは電柱に架けられた角管中で営巣する模様です。管上で交尾を繰り返したり、雌が管内に時々入り、様子見をしています。ハクセキレイは大きな虫2匹をくわえ、さらに餌を得ようとしています。田んぼから子の待つ巣までが遠いので、効率良くより多くの餌を子に運ぼうとしているのでしょう。キジ雄が尾を広げ、雌に向けアピールしています。求愛中です。
3 ツバメ
 幼鳥は飛び疲れたのか、農道に下り、親から給餌されていました。新田宿では、よく見られる状景です。
4 ムクドリ
 大きな毛虫や蛙を地面に打ちつけ、弱らせ、それらを子に運んで行きます。獲物の大きさから子はかなり大きいのでしょう。
5 コサギ
 鮎を捕らえ、食べているようです。
6 アオサギ
 婚姻色を帯びたウグイを食べているようです。
7 スズメ幼鳥成鳥、カワラヒワ
 スズメ幼鳥が桑の実、スズメ成鳥が昆虫を食べていました。カワラヒワが特定外来生物の
オオキンケイギクでしょうか、その実を食べています。本草は、川原や荒れ地に植えられひろまって、今駆除が問題になっているようです。カワラヒワが駆除の一助になっているようです。
8 ハクセキレイ幼鳥、ハシボソガラス親子
 ハクセキレイ幼鳥が、食べ物を持って現れる親を待つ間、自分で食べ物を見つけ、食べて
いました。一方、ハシボソガラス幼鳥は自分で食べ物を探す気はまだないようで、親頼りです。
9 トビ、セグロセキレイ、ハクセキレイ、ハシボソガラス
 トビが魚、セグロセキレイが川虫、ハクセキレイが田んぼの虫、ハシボソガラスが石裏についた川虫を捕らえ食べています。
10 アオサギ、チュウサギ、ダイサギ
 左から右の鳥に向かう順に首を折る度合いが増すと言われていますが、そのように見えます。
11 カワセミ、チョウゲンボウ、スズメ
 いずれも新田宿生まれの幼鳥と思われます。
12 モズ、カワラヒワ、シジュウカラ
 いずれも新田宿・四ッ谷生まれの幼鳥と思われます。
13 ムクドリ幼鳥
 幼鳥には、下嘴基部に青色斑(成鳥の特徴)がないようです。
14 ハシブトガラス、ハクセキレイ左下、セグロセキレイ右上、ヒバリ
 いずれも幼鳥です。幼鳥の表情・行動は温和で、緩慢で、愛嬌があります。
15 チョウゲンボウ、ツバメ、ヒバリ
 いずれも幼鳥たちの飛び姿です。
16 ゴイサギ、コサギ、アオサギ、ミサゴ
 いずれも成鳥たちの飛び姿です。
17 カワラヒワ、オナガ、ツバメ
 いずれも巣材運びです。オナガはプラスチック製テープを畑から持ち帰りました。産座に
敷かなければ良いのですが。テープが幼鳥の足に絡み、足指を失わなければよいのですが。
18 ツバメ、チュウサギ、ガビチョウ
 ツバメが気持ち良さそうに日光浴をしています。チュウサギが少し足を広げ少し腰を落としたかと思ったら脱糞しました。ガビチョウが突然繁みから出てきて、至近でさえずりはじめました。警戒しているように見えます、近くでお相手が抱卵しているのでしょうか。
19 チュウサギ、アマサギ
 稲の植えられた田んぼ、休耕田で採食しています。
20 オオヨシキリ、ムクドリ、ヒバリ、ホオジロ、セッカ
 ムクドリが「チッチ チッチ」と鳴き続けています。何かに警戒をしているようです。その他の鳥たちは、さえずりを続けています。セッカは、その後ペアで食べ物を運びはじめました。雛が生まれたようです。
21 セッカ、ツバメ、キジ
 前二者が間接、後者が直接咽かきをしています。
22 ムクドリ、セッカ、ヒバリ、オナガ
 前二者が羽繕い、後二者が口を開け続けています。ムクドリは水浴・羽繕いをほぼ終え、尾脂腺のあぶらをとって、羽に塗りつけはじめました。後二者の口開け、うっかりその場の温・湿度をはかるのを忘れてしまいました。
23 ツバメ、ハシボソガラス
 幼鳥たち、伸びをし、瞬膜閉じをしました。
24 イカルチドリ、コチドリ
 中洲で採食、繁殖中です。   戻る