6月
2014年6月、座間市新田宿・四ッ谷では、多くの種の幼鳥たちが見られました。幼鳥のいろいろな行動が見られ、また夕刻ねぐらに 向かうと思われる幼鳥の大群が見られました。
1 オオヨシキリ
三カ所の休耕田葦原に定着し、お互いに競うようにさえずり続けています。3者は年齢差のある個体のように思います。
2 ガビチョウ、ホオジロ
ホオジロの上は、鳴き姿から相手の雌が抱卵中なのでしょうか。
3 スズメ幼鳥、ヒバリ幼鳥、ムクドリ幼鳥、ダイサギ2、ハシボソガラス幼鳥
スズメは落とした桑の実が惜しいのでしょう、下を見つめ続けてていました。田んぼで大きなカエルを捕らえたダイサギは苦労の末無事丸呑みしました。魚を飲み込んだダイサギは繁殖期で目先が青く、足が赤く変わっています。ハシボソガラスがくわえているのは何かの雛のように見えますが。
4 シジュウカラ、スズメ、ハクセキレイ、ムクドリ
彼らは、それぞれ芋虫、小麦の実、虫、アマガエルを食べています。
5 カルガモ、ハクセキレイ
カルガモは両翼を上げ首をのばす伸びをしています。ハクセキレイは少し翼を上げると、尾羽を下げるようにして広げ、それを左に傾け、その後足を添えて左翼を広げる、の一連の動作が見られました。
6 カワラヒワ
雄、雌、幼鳥が一緒に採食していました。
7 コチドリ
雌1、若鳥3が連日同じ休耕田で採食していました。
8 カルガモ親子、ハシボソガラス幼鳥2、ヒバリ親子
カルガモの幼鳥は1羽に減ってしまいました。ヒバリの幼鳥は両翼を振るわせ、親に餌のおねだりをしていました。
9 ハシボソガラス、ヒバリ、スズメ幼鳥
いずれも熱射を浴び、ジッとしています。
10 オナガとムクドリ幼鳥、スズメ幼鳥、モズ幼鳥、カワラヒワ、ヒヨドリ
水浴と、その後の状況です。
11 カルガモ、オナガ、セグロセキレイ、ヒバリ幼鳥、カワラヒワ
直接/間接頭かきと喉かきをしています。
12 ムクドリ成鳥幼鳥、スズメ
夕刻、ムクドリが農道から飛び立ち、大群を形成し遠方に飛んで行きます。ねぐらに向かうのでしょう。ムクドリ下嘴元が青紫色を帯びています。舌も同色です。ムクドリ幼鳥が親から給餌されていました。顔の黒目のスズメがいました。
13 ヒバリ幼鳥
幼鳥1は繁みにかくれ、親から給餌を受けていました。2から5の順に成長してきているように思います。
14 アマサギ、チュウサギ、コサギ
飛んでいるのはアマサギ5羽とチュウサギ1のようです。田んぼにはアマサギ2とチュウサギ1がいます。
15 スズメ幼鳥、ツバメ幼鳥
スズメは竹の穴の中を覗いたり、くわえたり、また頭上で動くキウイフルーツの蔓をキャッチしようとしています。ツバメは小さな細い植物の茎をくわえたり離したりを繰り返しています。何でも経験、ですね。
16 ヒバリ、ホオジロ、カワセミ、スズメ、モズ、シジュウカラ、ツバメ、ハクセキレイ
ヒバリとホオジロは餌運びをしています。雛がお腹をすかし待っているのでしょう。その他の鳥たちはかわいい姿の幼鳥です。
17 スズメ、オオヨシキリ、キジ
スズメがまぶた、そのほかが瞬膜を閉じています。オオヨシキリの瞬膜は透明度が高いようです。
番外あ
東京都八王子市、サンコウチョウ2個体、オオルリ2、コサメビタキ、キビタキ、ヤマガラ幼鳥 戻る