6月4日 新田宿

1コアジサシ(写真1)

 2羽のコアジサシが新田宿の田んぼの上を大きく旋回し、時々ホバリングをしていましたが、降下することはありませんでした。田んぼにはカエルとドジョウはいますが、コアジサシが容易に捕れる獲物はいないと思われるのですが...。田んぼにいるコアジサシを見るのは、初めてです。相模川の魚影が薄いためなのでしょうか?数年続けて成功した社家での繁殖は今季どうなるのでしょう?
2チョウゲンボウ幼鳥(写真2,3)
 チョウゲンボウ幼鳥たちは飛び立ち風に乗り、獲物を見つけると地に降り、バッタを捕らえ食べていました。また、キィキィ鳴きながら、親からスズメをもらって食べていました。今多数見られるスズメの幼鳥の一部が犠牲になっているのでしょう。
3ムクドリ(写真4.5)
 1羽のムクドリが1枚の田んぼに何回もやってきて、カエル(アマガエル?)を捕らえると農道に移り、そこでカエルを振り回し、地に打ちつけ、弱ると人家の方に飛んで行きます。ムクドリ雛はガエルばかり与えられているのでしょうか。飽きないのでしょうか。他所では、親から桑の実ばかり与えられ、親が去ると、そっと桑の実を吐き捨てているムクドリの幼鳥がいました。
4オナガ
 オナガがこの日から抱卵をはじめました。観察を続け、ふ化までの期間を確認したいと思います。オナガの巣上部では、ハシボソガラスが少し前から抱卵を続けています。オナガと
ハシボソガラスの相互影響についても観察していきたいと思います。
5カワラヒワ(写真6)
 カワラヒワのペアが農道に落ちている巣材をくわえ、運んで行きました。近くで営巣しているようです。    戻る