4月 座間市新田宿・四ッ谷2015年4月

 座間市新田宿・四ッ谷における冬鳥の終見は、次のとおりでした。タヒバリ 4月02日、シメ 4月11日、ホオアカ 4月13日、ジョウビタキ 4月23日、アオジ 4月25日、夏鳥の初見は、次のとおりでした。亜種チュウダイサギ 4月03日、ウグイス 4月23日、亜種カワラヒワ   4月30日、一時立ち寄りのイカルの滞在期間は次のとおりでした。1月08日~4月15日、コムクドリ、コガモは4月末現在、まだ座間にいます。セッカは周年見られ、座間では留鳥のようです。
01 コムクドリ、シメ
  両者ゆっくり目のあくびを一度しました。
02  アトリ、イカル
 両者餌探し中で、イカルは主にエノキの実を食べていました。
03 コイカルとイカル
 両者は一緒に行動しています。4月中旬にはコイカルの嘴基部が青味を帯びはじめました。
04 イカルチドリ、コチドリ、イソシギ
 中洲で雌雄が、雄同士が鳴き合い、とても賑やかです。繁殖行動が盛んになってきたようです。
05 ジョウビタキ、ハシボソガラス、アマツバメ、コガモ、ヒメアマツバメ、アオサギ
 ハシボソガラスがオニグルミの実をくわえ飛び立ち、アマツバメ、ヒメアマツバメが上空の飛び虫を採食し、アオサギが片足をあげ、ジッと動かず休息していました。
06 セグロカモメ、オナガ、ウグイス
 食べ物探しのウグイス以外は、定位置で休息中のようです。
07 カワラヒワ
 左が冬鳥の亜種オオカワラヒワ、右が夏鳥の亜種カワラヒワです。亜種オオカワラヒワは、三列風切外縁の白色部が比較的目立って(幅広)います。
08 コムクドリ雄
 光の当たり具合でしょうか、左雄の上面は黒色のほか、光沢のある青灰色(構造色)の風切が見られます。 
09 コムクドリ雌雄
 休息、餌探し中の鳥たちです。
10 シジュウカラ、ヒバリ、コムクドリ、イカル、ホオジロ、ウグイス、カオグロガビチョウ、ガビチョウ
 いずれもさえずり、または地鳴きしています。
11 シメ雌雄
 右雌の次列風切外弁先端は灰色で、暗色の左雄とはかなり色合いが異なります。
12 シメ
 1月にピンク色だった嘴は、4月には鉛色の婚姻色に変わってきました。
13 コリンウズラ、キビタキ
 座間に、一日立ち寄りの鳥たちです。
14 アトリ、コゲラ、セッカ、カルガモ
 いずれも羽繕いをしていました。セッカの口中は黒色でした。
15 カワウ、ツグミ、ダイサギほかの群
 下面の白いカワウが1羽います。今後この白色がそのまま続くのでしょうか?ツグミ、ダイサギの群は渡り途上のようです。
16 コチドリ、タシギ、ツグミ
 彼らは、何か(上方、前方)を見続け、警戒しています。
17 アトリ、ドバト、バン、ヒヨドリ、シメ
 いずれも採食中です。バンは柳でしょうか、木の芽を食べ、シメは桜の新芽を食いちぎり、採食しています。ヒヨドリは桜の盗蜜をしています。
18 コゲラ、アオジ、ミサゴ(アマツバメ)
 前二者が虫を、ミサゴが魚を捕らえ食べています。
19 シジュウカラ、スズメ、ムクドリ、ツグミ
  シジュウカラ、スズメが虫を、ツグミがミミズを捕らえ食べています。ムクドリは堆肥を崩して虫探しをしています。
20 シメ、ツグミ、キジ雌
 いずれも、瞬膜を閉じています。瞬膜を閉じても外が見えると言いますが、どの程度見えるのでしょう。
21 ダイサギ、カルガモ、アオサギ
 前二者が伸びを、アオサギが直接咽かきをしています。
22 ホオジロ、トビ、ハシブトガラス
 いずれも巣材をくわえています。ハシブトガラスがくわえているのは産座材のようです。カラス類の産卵は早いと言われていますが、近いのでしょう。
23 トビと烏(からす)、白鳥?、コチドリ

 トビがまつわりつく烏を攻撃しました。白鳥が4月2日の夕刻、新田宿上空を下を覗きながら、ゆっくり飛んでいました。仲間を探していたのでしょうか?コチドリ2羽が一定の距離を保ち走り回っています。右側の鳥が勝ち、左の鳥が去りました。
24 タヒバリ、ホオジロ雌、カワウ
 タヒバリの下面が茶褐色に変わり、ホオジロ雌の顎線と眉斑に黒色味が加わり、カワウの足の付け根に白斑が見られ、繁殖期の特徴(繁殖羽)が見られます。
25 エナガ、キジ
 エナガの尾が曲がっています、抱卵していたのでしょう。キジ雌の採食中、雄は食べずについて回り警護をしています。雌は抱卵をはじめたようです。
26 ダイサギ、アオサギ、ムクドリ
 婚姻色で、ダイサギの嘴が黒色に、ダイサギの目先とムクドリの下嘴基部が濃青色に、アオサギの嘴と足が赤色に変わってきました。  戻る