3月17日 レンジャクにレンジャク

 間山(湘南平)に行ってきました。ヒレンジャクとキレンジャクは少し離れた場所でそれぞれにヤブランの実を食べていました。10羽いたと言うキレンジャクは2羽に減っていました。キレンジャクは正午前から帰ってくる午後3時過ぎまで、地に降りヤブランの実を食べ続けていました。キレンジャクは初見です。また3月16日朝には、相模原市南区新戸の相模川縁(昨年の「支部定例 相模川中流」探鳥会で赤いベニマシコが見られた所)で、ヒレンジャクを見ました。 今年はレンジャクの当たり年?
1 ヒレンジャクとキレンジャク 浅間山
 二種を並べて見ました。違いがよく分かります。キレンジャクの風切先端の赤い部分(青矢印先の 赤い羽根)にはロウ(蝋)状物質が付着している(ヒレンジャクには付着していない。)そうですが。
2 キレンジャク 2羽 浅間山 
 左は成鳥冬羽、右は第1回冬羽のようですが。また、初列風切の黄色が下部まで続き、両鳥
とも雌でしょうか。
3 キレンジャク 浅間山
  左はあくび、右はペリット吐き(ペリットらしきものが見える。)のようです。
4 キレンジャク 浅間山

 ヤブランの実を丸呑みしています。
5 キレンジャク 浅間山
 食べれば出る、尾を上げ腰を低くし、脱糞です。
糞は糸を引いていないようです。
6 キレンジャク 浅間山 
 左は咽の黒色部下端の境界が明瞭で成鳥、右は境界が不明瞭で第1回冬羽の特徴をもっています。上面下面とも左の成鳥の方が色濃く見えます。
7 キレンジャク 浅間山
  頸を伸ばしたまま、ジッとしています。何の行動どうでしょうか。何かを警戒しているのでしょうか。
8 ヒレンジャク 浅間山
 木の洞に溜まった雨水を飲んでいます。ほんの時々です。ヤブランの実食では、ヤドリギの実食ほど頻繁に飲水しなくてもすむのでしょうか?
9 ヒレンジャク 浅間山
 数尾のヒレンジャクが狙いを定め、飛び上がって、茎上部に残ったヤブランの実を器用にとって食べていました。キレンジャクでは、こうした行動は見られません、不器用なのでしょうか。
10 ヒレンジャク 浅間山 
 右の鳥が飲水中、左の鳥がやってきました。右が頸を伸ばし左を威嚇すると、左も嘴を中央に戻し、両者嘴を合わせたまましばらく対向していました。お互い力の強さをはかり合っていたのでしょうか。その後、勝負ありで、左が頸を伸ばすと右はすぐ負けて飛び逃げました。淡色系の右が追い出されました。
11 ヒレンジャク 浅間山
 左右同じ鳥です。右では、瞬膜を半分閉じているようですが。
12 ヒレンジャク 相模原市
 ヤナギの芽を欠いてもぐもぐ食べていたヒレンジャク、突然ヤナギの芽を食べにやって来たヒヨドリに追い回され、絶えきれず、川を渡って厚木市側に逃げて行きました。 戻る