2月1日 多々良沼で探鳥

 オオハクチョウを見たいと、多数飛来しているという群馬県「多々良沼」に行ってきました。オオハクチョウ、コハクチョウ、アメリカコハクチョウ、コブハクチョウ(他のハクチョウ類と飛来したとか)がそろっていました。そのほか、多数のミコアイサ、カンムリカイツブリなどがいました。 
1 通称アヒル
  1番がカモたちと行動を共にしていました。
2 コハクチョウ 亜種アメリカコハクチョウ
 成鳥と若鳥でしょうか。成鳥の目の前の黄色部分の面積が少し広いようです。亜種アメリカコハクチョウと亜種コハクチョウの交雑の可能性もあるのでは。
3 オオハクチョウ 
 嘴の基部黄色部は嘴の半ばより先に達しているが、その形や面積は個体によりわずな違いがあるようです。
4 オナガガモ
 ハクチョウ類に撒かれた餌を最初に食べるのは、水上のオナガガモと陸上のハシブトガラス群でした。ハクチョウ類は慎重で、一部の鳥が遠方に流れた餌を後から食べる程度でした。撒き餌をしているところでは、オナガガモをよく見ます。オナガガモは大きく、動きも
比較的敏しょうなので、他のカモ類に対し優位だからなのでしょうか。
5 コハクチョウ
  左のように、嘴の黄色部の大きさや形はオオハクチョウより個体差が大きいように見えます。観察中、羽ばたき伸び、地上採餌(拾い食べ;食べ物は餌ではない)が見られました。

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6 コハクチョウ
 嘴の上面は、図鑑にあるように、黄色部が広いものから皆無までいろいろあることが、写真から分かります。嘴の鼻孔まわりの構造は、ビロードキンクロに似て、かなり複雑なようです。
7 コブハクチョウ
 大写しにすると、少し垂れ気味のこぶとその下の鼻孔が面白顔をつくっていることが分かります。
8 カシラダカとミコアイサ
 地上にはカシラダカとオオジュリンが多数、水上にはミコアイサ雌雄がかなり多数
いました。
9 ハクチョウ類
 頸を左側や右側にまわし、頭部を翼に差し込み寝ています。
10 コハクチョウ
 群が陸上にあがったり、水上に戻ったりを繰り返しているなか、1羽だけ地上の同じ場所で、ジッとしている個体がいました。観察中、苦しそうにゆっくり頸を一度回す行動が見られました。落鳥しなければよいのですが。
11 ハクチョウ類
 飛翔する姿が見られました。時には頭上を大型鳥が飛び、感動的でした。
12 不明鳥
 目先に淡黄色、嘴先半分に淡桃色斑をもつ鳥がいました。コブハクチョウでしょうか、あるいはコブハクチョウとオオハクチョウの混血なのでしょうか。 戻る