12月13日 座間市新田宿・四ッ谷

 ☆ツグミ、シメの数が急増(12月13日 )
  雨の中、座間市新田宿・四ッ谷で、多くの鳥たちに会うことができました。ツグミ、シメ、亜種オオカワラヒワ、群ヒバリ、 タヒバリ、ジョウビタキ、コリンウズラ、タゲリ、タシギ、チョウゲンボウ、ハヤブサ、ヒヨドリ、ムクドリなどを見聞きしました。前三者の数がこの日急増しました。

余談
 急増したツグミ、シメ、亜種オオカワラヒワは前日の好天に誘われ、前日の夕刻/夜間に渡来したのでしょう。新田宿では、冬鳥は天気の崩れる前日の星の見える日の夜によく渡ってくるようです。食事場所を巡るシメたちの争いが見られ、追うもの、追われるものの波打つ飛行があちこちで見られるようになりました。ツグミはエノキの実を丸呑みし、シメはエノキの実の果肉をはがし棄て、たねを破壊して食べています。シメに破砕されたたねは発芽することはできないでしょう、残念。久しぶりに、コリンウズラの「ホィッホィッ」と鳴く大声が、うっそうとした繁みの中から聞こえ続けていましたが、姿を見ることはできませんでした。午前の2時間は支部「タゲリ一斉調査」に参加していたので、短時間の鳥見しか出来出ませんでしたが、比較的多くの鳥たちに会えたのは、雨で人出が少なく鳥たちが落ち着いていたためでしょうか。タゲリは調査時間中、水田に伏せていました。生長したタゲリは学習したのでしょう、賢くなり、ほぼ日中水田に伏せ、夜間採食しているものと考えられます。タゲリのいる場所は朝夕通勤車が頻繁に通り日中人・犬が散歩する農道に接した1枚の水田で、人が道を通っても、近くにいながら飛び逃げません。人の近くにいて、猛禽類の襲撃を避けているようにも見えます。心ない人にしつこく追い回され、飛び去らなければよいのですが。   戻る