10月中旬 座間市新田宿・四ッ谷

 10月中旬(11~14日,20日)、座間市新田宿・四ッ谷で見られた鳥
1.新田宿のノビタキ
 11日 新田宿の水田稲上に4羽、畑に2羽、計6羽
 12日 畑に2羽(11日とは別個体)
 14日 河川敷に2羽
その後見られず、今季の滞在は、9月23日から10月14日迄になりました。滞在期間22日は例年の30日より約1週間短い滞在になりました。

2.モズの縄張り争い、14日
 モズ3羽(♂2♀1)が一緒に生活している木や蔓草の茂った休耕畑1枚がある。この日、新来の雌1羽がこの縄張りに入り、在来の雄1羽に追い払われていた。新来は追われると電線上まで逃げるが、雄が追いかけてくるとまた縄張り内に戻る、を繰り返していた。決着がつかないので、50回繰り返されたところで引き上げてきた。後日の観察で、新来は縄張り外に追い払われたようである。今は3羽が時々軽くけん制し合いながら共存している。しかし、雌雄各1羽は、一緒に近くで採食し、仲良くも見える。今後、この三角関係どう進展するのか?


3.チュウサギの獲物を奪おうとするハシボソガラス
 田んぼでのこと、チュウサギの群中から獲物を持った個体A1羽が飛び立った。隣の田んぼにいたハシボソガラス群中から個体B1羽がその後を追い飛び立った。Aは群れのいる田んぼを大きく回るようにして逃げ、それをBが追いかけ、時々絡み合ったがAは獲物を離さず、3周したところで、遠方に逃げ切った。Bは元の群れに戻った。ハシボソガラスに3周も追われ絡まれ、獲物を離さず逃げ切る個体は数少ないのでは、ないでしょうか。 戻る